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考具―考えるための道具、持っていますか?

考具―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治
考具―考えるための道具、持っていますか?
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 663位
おすすめ度:
発売日: 2003-03
発売元: 阪急コミュニケーションズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

未知の領域も楽しめる
通常は読後感想を書くのだが、本書の場合は使用後感想を述べてみようと思う。

ある商品の新規顧客を電話で開拓することになったのだが、私は電話の相手に何と言ってオファーするか悩んでいた。そこで、『マンダラート』を使って商品の特徴を引き出してみることにした。仲間とワイガヤしながら、何とか64個のキーワードを引き出し、それを組み合わせて7個のオファー文を作った。そして見込客に電話してみたが、うまく伝わらないため『オズボーンのチェックリスト』でキーワードを調整してみた。トライエラーを繰り返すこと1週間、ついに念願の契約が取れた。

考具の使用後の感想は、みんなで楽しく使えるということにつきる。本書で紹介されたツール群は以前からあるものだと思うが、個別列挙ではなく『情報を貯める→引き出す→組み合わせる』というアイデア創造プロセスに組み込まれているため、頭と体が反応しやすい。今後も機会あるごとに本書を開けてみようと思う。

自分に合った「考具」を見つけませんか?
広告会社である博報堂で情報戦略・企画を担う加藤昌治氏によるアイデアを生み出すコツをまとめた一冊。

博報堂のような広告会社に勤めていなくても、ビジネスマンであれば何かを考えたり企画することが求められている。
考えることが仕事なのにそのやり方を知らない人があまりに多いという。
加藤氏はアイデアを出すための考える道具を「考具」と呼び、本書ではその「考具」の使い方を紹介している。

本書で紹介されている「考具」は全部で21。
例を挙げれば、カラーバス、フォトリーディング、マンダラート、マインドマップなど。
情報を効率よく集める方法や自分の思考の中に埋もれているアイデアをうまく引き出す手法が紹介されている。
全ての「考具」を使いこなすのは難しいだろうしその必要はないと思うが、自分にあった「考具」を見つけてはいかがだろうか。

身近なものからアイデアは生まれる
アイデアとは、無からではなく、様々な組み合わせから生まれるものである。

本書では、オズボーンのチェックリスト9カ条として、以下の9点を挙げている。
1、転用したら? 2、応用したら? 3、B変更したら? 4、拡大したら? 5、縮小したら 6、代用したら? 7、置換したら? 8、逆転したら? 9、結合したら?
みなさんも、身の回りにあるものをもう一度じっくり観察して、新しいものに生まれ変わる要素がないか、考えてみませんか?

アイデアを思いつく考具として、「マンダラート」と「カラーバス」を紹介している。この2つについては、これから仕事や生活の中で、どんどん活用していきたいと思うほど、すばらしいものである。

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